突然ですが、所有するレンズごとに、これまでに撮影した写真の中からベストショットを10枚程度セレクトしてみる、という試みをはじめてみます。
私がSony NEX-5Rを購入して写真撮影をはじめたのが2012年。以来これまでに、NEX-5R, α6000, α6500を介して使用してきたレンズは以下の通り。
- Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS (SELP1650)
- Sony E 55-210mm F4.5-6.3 OSS (SEL55210)
- Sony E 30mm F3.5 Macro (SEL30M35)
- Sony FE70-300mm F4.5-5.6G OSS (SEL70300G)
- Carl Zeiss Touit Planar 32mm F1.8
- Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS (SEL1670Z)
- Sony DSC-RX1R (Carl Zeiss Sonnar T* 35mm F2)
*例外。ボディなのかレンズなのか分類不能ですね... - Nikkon Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D
- SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary
- COSINA VoightLander NOKTON 58mm F1.4 SLII N
- COSINA VoightLander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical
すべて、思い入れ・思い出のあるレンズで、いまだすべてのレンズを保有しています。ただ、残念ながらほとんど使わなくなってしまったレンズもあり、そういったレンズは使ってもらえる人のもとに旅立ってもらった方がいいかなと思っています。
そこで、一度これまでに撮影した写真を振り返ることによって、それぞれのレンズの自分にとっての位置づけを見直してみることにしました。それぞれのレンズの描写や使い勝手を再確認できるでしょうし、またお別れするレンズについてはよい区切りになると思いました。(情が移ってさようならできなくなる可能性もありますが...)
とりあえずのルールとしては、トップにベストショットを一枚、以下セレクトしたショットを昔の写真から順に並べていきます。自分の現像のクセや上達の過程を見るのも楽しいかなと思い、現像のやり直しはしません。
さて、まず第一弾はCarl Zeiss Touit Planar 32mm F1.8です。
<公式HP>ZEISS Touit 1.8/32 瞬間の達人
このレンズは2013年に発売され、発売と同時に手に入れました。当時はNEX-5RにキットレンズのSELP1650およびSEL55210、それから接写がしたくて購入したSEL30M35をメインに使用していたのですが、ステップアップに標準レンズが欲しくなり、かなり背伸びして購入した記憶があります。それまで使用していたレンズとは映りの違いは歴然で、まるで自分の腕が上がったのかと勘違いするほどでした。このころから、RAW現像も始めました。
このレンズ、NEX-5Rで使っていた頃はAFがひどかったですねー。ピントが合った時の精度は必ずしも悪くないのですが、ジーコジーコいいながらピントを迷う姿には、あきらめを通り越して愛着すら覚えました(笑)。ただ、2015年にファームウェアの更新があり、状況は一変しました。
<公式HP>ファームウェアの更新
ファームウェアのアップデートをするには、メーカーにレンズを送付する必要がありますが、このアップデートおよびボディのα6000への変更により、AFの不満はほぼ解消しました。購入後すでに4年が経過していますが、現在でも主力として活躍している、お気に入りのレンズです。
My Best Shots
2013/6 NEX-5R
江ノ電路面電車区間です。輝く線路を捉えました。今でも好きな一枚です。
2013/7 NEX-5R
今は亡き、実家の愛猫。夏は涼しいこの場所がお気に入りでした。
2013/8 NEX-5R
長野県の白駒池で撮影した一枚。Flickrメール経由で以下のようなオファーがあり、非常に印象に残っている写真です。
もちろん喜んで写真を送りましたが、その後はなしのつぶて。本当にドイツZeiss博物館のディスプレイでスライドショーされていたんだろうか...。この博物館は実際に存在するみたいですけどね。
https://www.zeiss.com/corporate/int/about-zeiss/history/zeiss-museum-of-optics.html
2013/9 NEX-5R
等倍で見てニヤニヤするという経験は、このショットが初めてでした。
2014/3 NEX-5R
友人宅のねこ。
2016/1 α6000
ダイコンの質感、凄くないですか?
2016/1 α6000
古民家にて。
2017/1 α6000
換算48mm。スナップに使いやすいレンズ。
2017/2 α6500
スナップ。空気感が良いですよね。
2017/2 α6500
朝霧の中の梅の花。バックの花が玉ボケしててお気に入り。
2017/3 α6500
片瀬漁港にて。プラナーらしい立体感。
2017/3 α6500
天王洲アイル。
2017/3 α6500
T.Y.HARBOR。
2017/6 α6500
鎌倉中央食品市場。
2017/6 α6500
江ノ島。
2017/6 α6500
江ノ島。
2017/11 α6500
MARK IS グランモール公園。
以上、10枚程度にセレクトするといいながら、結局17枚にまでしか絞れませんでした。
これ、結構まとめるの大変だなー(汗)。でも、あらためて振り返ってみて、このレンズは少なくとも自分にとっての銘玉だという思いを新たにしました。
さてさて、続編も引き続きまとめていきたいと思いますが、更新は不定期になりそうです。すべてのレンズでまとめるのはちょっと無理かも。。。(弱気) 次はどのレンズにしようかな。
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