SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art / マイベストショット（2020/8 - 2024/8）

Sony ILCE-7S Sigma 85mm F1.4 DG DN | Art f/1.4 1/2500 ISO100

レンズ別ベストショット企画、なんとほぼ3年ぶりとなる第11弾は、SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art です。なぜ3年ぶりかというと...、この間どっぷりと釣りにハマっていたからですね！（笑）とはいっても、頻度は落ちても写真は撮りに行っていましたので、それなりに撮影枚数を積み重ねています。この夏、釣りの調子がヒジョーに良くないので、少し時間を持て余したこの機会に、大好きなこのレンズの記事をまとめてみようと思った次第です。

あまり説明する必要はないと思いますが、SIGMA 85mm F1.4 DG DN Artは、2020年に発売された大口径・小型軽量のArtレンズです。

www.sigma-global.com

SIGMAの高光学性能ラインであるArtレンズといえば、性能に妥協しないかわりに大型・重いというのが特徴でしたが、たしかこのレンズくらいから小型軽量方向に舵を切った記憶があります。
そのぶん、歪曲や倍率色収差・周辺減光など、カメラ側のボディ内補正で対応できる収差は残っているのですが、一世代前の85mm F1.4 DG HSMが全長150mm・重量1245gであるのに対し、85mm F1.4 DG DN Artは96.1mm・重量625gですので、その差は歴然。
スナップメインで撮影を楽しんでいる私としてはアガリが変わらなければ小型軽量であるにこしたことはありません。ただでさえ中望遠好きなのに加え、価格がリーズナブルであったこともあり、発売当日に嬉々として購入したのでした。

約４年間このレンズを使用してきて、このレンズについて特に好ましく感じているの以下の３点です。
１．（フードを付けなければ）非常にコンパクト！ただしずっしりとした塊感はあります。
２．完全に常用域、絞る必要性を全く感じないF1.4。
３．AF合焦率も含めた打率の高さ。とりあえず開放で撮っておけばそれなりに絵になる描写。

特に３はすごいなあと思います。私がホームフィールドとしている海岸では中望遠がハマりやすいこともあり、完全に主力レンズとして定着しました。”とりあえずこのレンズを鞄に入れておけば間違いない”感。一般的に、ピント面が薄い大口径中望遠は打率が悪くなりそうなものですが、なぜかやたら撮れ高が良いのですよね。合焦面が分かりやすいというのもあるのかなあ。描写については相対的・主観的なものですのでここでは語りません（←逃げたw）。私の手持ちレンズの中ではトップクラスに好き！とだけ言っておきます。ただ、レンズに「撮らされてる」感を感じることもあったので（135mmを使用している時にも感じる感覚）、その点は注意せねば...、と自分を戒めています。

さてさて、前置きはこのくらいにして描写については写真をどうぞ。（計45枚）