An Ordinary Life

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春の鎌倉を撮り歩く-デジタル編-

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これまでだいたい半年に一回、秋と春に、ボディもしくはレンズを導入してきました。既にお伝えしていますように、この春はSony α7sを導入したわけですが、ところが偶然、ほぼタイミングを同じくしてNikon F3も我が家にやってきてしまいました。

一応ワタクシ、しがない会社員ですので、写真を撮りにいける時間は限られています。そんな中、金曜日の午後に半休を取ることができ、一人で春の鎌倉を撮り歩けるという幸運に恵まれました。そこで問題となるのが持っていく機材。今のところデジタルをメインで、フィルムは余裕のある時に...というイメージで運用していくつもりではいます。しかしながら、まだ両機体とも手に入れて間もないこの時期、せっかく自分のペースで撮り歩くことができる機会に、どちらか一方の機体に絞るということはどうしてもできませんでした。というわけで必然的に今回の鎌倉撮り歩きは、Sony α7s-Nokton 40/1.2(デジタル)・Nikon F3-Nokton 58/1.4(フィルム)の両刀使いで臨むことになりました。

そこで今回だけ、本当に今回だけ、同じ撮り歩きエントリーをデジタル編とフィルム編に分けてアップするという試みをしてみたいと思います。

それではデジタル編をどうぞ。
撮影機材は、Sony α7s、Voigtländer Nokton 40mm F1.2 Asphericalです。

フィルム編はこちらです


今回歩いたコースは、以前ケイスケさん(id:keisuke9498)とご一緒させていただいたこともあるお気に入りのルート。鎌倉駅の西口から、寿福寺海蔵寺を巡り、化粧坂(けわいざか)切通しを抜けて源氏山公園へ。その後は、銭洗弁財天・佐助神社を周って、締めは江ノ電経由で長谷・由比ヶ浜というルートです。


鎌倉駅西口付近
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海蔵寺
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化粧坂へ向かう小径
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銭洗弁財天
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佐助稲荷神社から鎌倉駅へかけての小径
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江ノ電鎌倉駅
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由比ヶ浜
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長谷駅周辺
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天気に恵まれた金曜日の午後でしたが、平日とあって観光客も週末と比べれば少なめ。満開の桜の中、気持ちの良い散策を楽しむことができました。
外国人旅行者(西洋系)が多く、皆さんとても楽しそうにしていたのが印象的でした。


デジタルカメラの良さとは?
フィルムと比べた時のデジタルの良さってなんだろう?と考えているのですが、明確な答えが出ていません。もちろんシステムとしての使い勝手とか、ランニングコストとか、絵作りの自由度とか、運用面ではベネフィットがいろいろあります。画としても、シャープで精細という意味ではデジタルは圧倒的です。でも少なくとも、今回撮影したショットを作品として眺めた時に、デジタルとフィルムで甲乙はつけがたいのです。

もし、私に明確な表現意図があり、絵作りをコントールする撮影・現像技術があれば、必然的にデジタルが最強ということになると思います。でも、もちろんそんなことはないですし、そもそもそれではつまらないですよね。プロの道具としてではなく、アマチュアが写真を”楽しむ”ための手段として、デジタルとフィルム、二つのアプローチがあることを今は素直に喜びたいと思います。今後はデジタルをメインで、フィルムは気分転換に、というイメージで運用していこうと思います。


こちらもどうぞ
今回の記事のフィルム編です。

フィルムカメラ始めましたという話