フォトグラファーにとって春は花撮りが楽しい季節。でも私は同じくらい新芽を撮るのが好きです。芽吹き始めた葉っぱ、瑞々しい緑色、柔らかそうな葉肉、たまりませんね。
というわけで、新芽撮影のススメです。
いきなりマニアックなところから。
どこが新芽?と思うかもしれませんが、↓コレです。Pre新芽。
早春の山や森ってまだ葉っぱは無く一見冬の様相なんだけど、どこかピンクがかって見える。あの芽吹く直前の木々たちが創り出す微妙な色合いや霞んだ春の空気をなんとか表現したいと思うのだけれど、なかなか上手くいかない。
早春、チラリズム。
河原の新芽たち。
新緑の季節。なんでしょうか、この不純物のない赤ちゃんの肌のようなピュアな感じ。
大人への階段を上ってしまった新芽たち。でもこれはこれで悪くない。
イマジナリー新芽。
感じていただけるでしょうか、八ヶ岳の山肌に新芽たちを。
新芽は透過光と相性が良いので、ぜひ逆光でも愉しんでいただきたい。
もちろん家の近所でも新芽は楽しめます。
川縁りにも。
池の畔にも。
冬(死)と春(生)の対比を表現するのが醍醐味。
寄って撮るのも楽しい。
産毛がカワイイ。
新芽と人。
赤い差し色の入った新芽も良いですね。
桜の花が終わりを迎えつつありますが、新芽の季節はこれからが本番。GWくらいになると平地の新芽はやや瑞々しさを失うものの、少し標高を上げればまさに生まれたての新芽を楽しむことができます。
ぜひ意識して新芽を撮影してみてはいかがでしょうか。