An Ordinary Life

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八ヶ岳山麓でステッチパノラマに挑戦

Yatsugatake-1

 

山梨県清里から国道141号線を北側に抜けると長野県野辺山。野辺山の一角に平沢峠とよばれる八ヶ岳ビュースポットがあります。これまで訪れたことがなかったので、このお盆休みに行ってみました。

 


 

トップの写真が平沢峠の展望台。ただ、この八ヶ岳ビューを望むには苦難がありました。お盆休み、訪れていた山梨市の実家周辺は大気の状態が非常に不安定。一回目の訪問では国道141号線が土砂崩れで通行止めになるほどの豪雨でなにも見えず、二回目もやはり豪雨で視界ゼロ(もちろん家を出るときは晴れてたんですよ)。そして三回目。カラッと晴れた日の早朝、ようやく素晴らしい視界を得ることができました。

でも、Nokton 40mm F1.2/α7sで撮るとこんな感じ。

Yatsugatake-2 40mm

うーむ...。なんか違う。

で、現有の最広角、E 16-70mm F4 ZA/α6500の広角端(換算24mm)で撮影したのがこの写真。

Yatsugatake-3 24mm

違う...。伝えたいのはコレじゃない。

どうしても八ヶ岳の全景を撮りたい。でも手持ちのレンズでは入りきらない。どうしたものか..。と考えた時に思い出したのが、下記のタケルさんの記事で紹介されていたステッチパノラマ。

 

www.spaceflier.com


ステッチパノラマとは、複数の写真をソフト上で合成してパノラマに仕立て上げる方法。顕微鏡写真などではタイリング(tiling)と呼ばれ、広視野画像を得る際によく使われる手法です。Lightroomのバージョン6.0以降であれば、非常に簡単な手順で複数の写真を結合させることができます(方法に関してはタケルさんのエントリーをご参照ください)。パノラマ写真自体はカメラ本体のスイングパノラマ機能でも撮ることができるのですが、Lightroomを用いた仕上げのよいところは、パノラマの範囲が自由自在であること(その気になれば360度も)、それと何よりRawファイルを扱うことができるところ。レタッチが自由自在なのです。そこで、八ヶ岳全景を含むように写真を複数枚撮影しておき、帰宅後、ステッチパノラマの作成に挑戦してみました

Nokton 40/1.2で14枚の縦位置写真を撮影し、Noktonのシャープな画質はそのままにステッチパノラマを作成したのがこちら。

Yatsugatake-4 Panorama

これです!!この広大感をだしたかったのです。ぜひ写真をクリックしてFlickrでご覧ください。
(あれこれやってたら雲がでてきちゃったけど)


調子にのって、八ヶ岳牧場でも望遠を効かせながら、ステッチパノラマ。

Mt Fuji Panorama

前景の牧場と併せて、富士山・南アルプス、そして麓の街をすべて収めることができました。(FE 70-300mm F4.5-5.6Gの広角端(換算105mm)の縦位置写真を8枚使用して作成)

これは癖になる!!


ただ課題もあって、せっかく高精細なパノラマ写真を作っているのに(ぜひこちらからOriginalサイズをご覧ください)、それを活かした表示がブログ上で上手くできないのが残念ですね。お気づきとは思いますが左右方向に長いために写真そのものがちんまりとしてしまいます。八ヶ岳の写真は本当はもっとパノラミックに撮影してるのですが(こちら)、写真が小さくなるのを避けるため、左右を2/3くらいにトリミングしています。ブログ上で縦方向に大きく表示させて、横方向にスクロール表示ができるとよいなあと思うのですが...(自動でもスクロールバーでもどちらでもよし)。

結局のところ、広角レンズを持っていない時に16:9くらいのイメージで利用するのが、ブログ用途では実用的かなあ。例えばこんな感じ。

South Japan Alps Panorama
(Nokton 40/1.2 ASPH.の縦位置写真を5枚使用して作成)

とにもかくにも、初めてステッチパノラマに挑戦して、お気軽に広視野イメージを作成可能なことが分かったのが、すごく良かったです。この手段があることが分かっていれば、装備を軽量化したい時には広角レンズを一本減らせるぞ!?実質、一本レンズが増えたような気持ちです。

興味を持たれた方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。(しっかりセンサーを掃除しておかないとセンサーゴミが撮影枚数分増幅されますのでご注意を!)

お題「見たい!見せたい!パノラマ写真」