Batis 2/25を買いました。
以前から20-24mmくらいの広角レンズが一本欲しいなと思っていて、昨年Samyang 24/2.8を購入したのですが満足しきれず...。Tokina FíRIN 20mm F2、Zeiss Loxia 2.8/21、Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F3.5、Sony 24mm F1.4 GM、Voigtländer Nokton 21mm F1.4(未発売)など、いろいろな候補が浮かんでは消えていったのですが、最終的にこのレンズになりました。
Batis 2/25の購入にあたり参考にしたのは以下のサイトとFlickrの作例など。(あとtwitterでの皆様のアドバイスm(_ _)m)
値段はとりあえず置いておいて、このレンズの描写が自分に一番合っているように感じました。あと、軽い(335g)。お値段は...、そこそこしますよねー。でもSamyang 24/2.8の反省があるので今回は妥協しませんでした。1-2年ほとんど使っていない機材を少し整理して、それにPaypayのポイント、家電量販店のポイントなどを合わせて、持ち出し3万円ほどで購入しました。このレンズを下取りに出すと¥65000くらいなので、あれ?実質儲かってる?とか訳の分からないことを一瞬考えてしまいましたが、まあ、それくらい舞い上がっているということです。
というわけで早速その辺を撮り歩いてきました。
記念すべきファーストショット!広角なんでとりあえず空撮っておきました(笑) 開放で撮りましたが雰囲気ありますね。
道端のタンポポです。濃厚な発色・コントラスト。Zeissっぽい!(SonnarやらPlanarやらDistagonやらの描写の違いは当方全く分かりません)花びらの解像感、良いなー。
最短撮影距離が20cmなんで寄れるよれる。油断するとすぐ寄っちゃいます。ハエも撮れちゃう。後ろボケよいですね。
真昼の太陽をガッツリ撮ってみました。F10。逆光耐性すてき。光芒の数がフォクトレンダーとは違う...。
夕方の駅舎に強い光が差し込んでいたのでスナップ。なんつーか、不安がないですよね。
鵠沼海岸にて。F7.0。広角でキレるレンズがないという不満がようやく解消されました。
逆光の波打ち際。なにか文句があろうか、いやない。
もしかして今日はダイヤモンド富士?と思ってたら、太陽ったら最後に富士山を避けていきました...。
広角っぽいショット。いいでしょ?
そりゃテーブルフォトにも使えますよね。アウトフォーカスの雰囲気も好きだなー。
鼻の穴の中まで描写します。
あおって撮るの楽しい(笑)
厳密にピントが合っているのは中央左の葉っぱでバックの苔はアウトフォーカスなのですが、それでもこの緻密な描写(F2.0)。
何気なく撮った一枚ですがハッとする写り。やはりボケの雰囲気が良いのかな。これまで所有したZeissレンズとは一線を画す柔らかさな気がします。
距離感の近いネコさんも撮れる。
今のところ文句なしです。買って良かった!開放から不安なく使えます。レンズの性格も今の私の好みに合っているようです。ほぼ気にならない程度の周辺減光・歪曲がありますが、いやならLRのプロファイル当てれば消えます。AFもスムーズです。最短撮影距離付近では合焦しないこともありましたが、α7Sだからかもしれません。
このレンズを購入する前に、24/25mmと21mmは画角的に別モノというアドバイスをいただいて少し迷いました。別々に揃えるとしたらどちらから入手するべきか。でも25mmの画角ですら若干持て余し気味なので、まず25mmから揃えたのは正解だったかもしれません。とはいえ、そのうちNokton 21/1.4あたり欲しくなるのかもしれませんけど...。
以上、簡単ですがBatis 2/25のファーストインプレッションでした。
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