Sony ILCE-7S Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5
公園から道ばたまで、花が咲き誇る季節になりました。カメラを持って散歩していると、ついつい花にレンズを向けてしまいます。というわけで今回は最近撮った花の写真を、撮影したレンズ別に紹介してみます。
Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5
トップの写真は、実家のワンコをさいたま市秋ヶ瀬公園に連れていった時の写真。新緑が綺麗で、地面には小さな花が咲き乱れていて、最高だったな。このレンズ、解像感がとかく強調されますが、後ろボケに癖がなく素直なのも長所のひとつな気がします。
Sony ILCE-7S Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5
実家の玄関に飾られていた花瓶。花が姿見に映っているのが面白くて撮りました。このレンズの画はとにかくクリアで、ヌケが良くて、モノの輪郭がパキっと出ます。時に画が硬くなりすぎることもありますが、花撮りにもなかなか楽しいレンズです。
Sony ILCE-7S Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5
植物公園の池で咲いていた蓮の花。池の水面ギリギリから撮りました。光の当たった白い花びらを上手く表現できたかな。今回はアンダーめの写真ですが、安心して白が撮れる(収差が出ない)レンズなので、花の写真に限らずオーバーめに撮ることも多いです。
ZEISS Batis 2/25
このレンズ、街角のお花スナップがめちゃ楽しい。最短付近まで寄って撮ると、花はシャープな一方、後ろボケがウェットにとろけます。そこにちょっと光を絡めるととても良い感じに。
広角っぽく空を入れてみました。良いですねーこのアウトフォーカスの雰囲気。そして、この色!最近比較的色があっさり出るレンズをよく使っていたので、この濃厚さはすごく新鮮。
Voigtlander Nokton 58mm_F1.4 SLII N
Sony ILCE-7S Voigtlander Nokton 58mm_F1.4 SLII N
私の中での元祖花撮りレンズ。(このショットはたしかF2.8ですが)開放で撮った時の柔らかい描写、前ボケの美しさ、後ろボケのとろけ具合が花撮りにサイコーなのです。
Sony ILCE-7S Voigtlander Nokton 58mm_F1.4 SLII N
絞るとピント面はカッチリ。何気にこのショット、今回の中で一番のお気に入り。
LEICA Summilux-R 50/1.4
Sony ILCE-7S LEICA Summilux-R 50/1.4
こうやって比較してみると、やはりこのレンズの描写は少しクラシカルですね。
色もやや濁った感じ。でもそれが良い!
Sony ILCE-7S LEICA Summilux-R 50/1.4
ピントピークの立ち方が明快なのがこのレンズの特徴の一つ。ボケは条件次第ではすこしざわつきますね。でも、ツボに入った時は凄く妖艶にボケるのです...。
どちらかというと花の写真はスナップ的に撮ることが多く、それ自体を目的に撮りにいくことはあまりありません。でもやはりとても魅力的な被写体ですよね。
でも、こうやって見てみると、ちょっと撮り方がワンパターンすぎるな。正面からストレートに撮っているだけというか...。昔の方が前ボケいれたりもう少し工夫していたような気がする。ちょっと思考停止している感じかも。意図的に視点を工夫していくようにしよう。
こちらもどうぞ