紫陽花が咲き始めましたね。
あまり出歩くことができないこのご時世でも、近所をちょっと歩けば見つけられる貴重な被写体。
ありがたい存在です。
以前にもどこかで書いたのですが、写真をはじめた頃は紫陽花を撮るのがあまり好きではありませんでした。
どう撮っても凡庸にしか撮れなくて...。
でも良い単焦点レンズを手に入れて、
あれ?なんとなくそれっぽく撮れるようになった?と思えるようになってからは、
だんだん撮るのが楽しくなってきました。
ゲームですね。
花と葉っぱと背景と光と影とフォーカスとボケの組み合わせで違いを創りだすゲーム。
もちろん最初は「紫陽花きれいだなー」「こんな形の紫陽花もあるんだなー」なんて思いながら撮ってるんですが、途中からはなんか違う領域に入り込んでいます、はい。
なんならひと雨降ってくれてもいいんだぞ?なんてお天道様に注文つけはじめる始末。
で、ゲームに勝つにはやっぱりアイテムが必要じゃないですか。
違いを生み出すアイテム。
そう、新しいレンズです!...と言いたいところですが、そんな甲斐性はありません。
というわけで、以前にすのぱんさんがブログで紹介していたクローズアップフィルターを導入しました。
なかなか良いですね、このアイテム。
FE 55/1.8 ZAと組み合わせようと思って49mmのフィルターを購入したのですが、あれ?アポラン50/2のフィルター径も49mmじゃなかった?と思って確認したらビンゴ!
最短撮影距離の長さのみが弱点と言えるこの2本のレンズが、めっちゃ寄れるレンズに生まれ変わってしまいました。
寄れるといえばMacro Apo-lanthar 110/2.5を持っているのですが、このレンズ、マクロ領域で使おうと思うとなかなかシビアなんですよね。開放だとピント面が浅すぎて、絞るとシャッター速度が上げられない...。フラフラ風で揺れている被写体を撮るのはかなり至難のワザ。その点、55mm or 50mm + クローズアップフィルターは程よい焦点距離・程よい被写界深度で使い勝手が良いです。
FE 55/1.8 ZAはAFも効いちゃう!(めっちゃ狭いレンジ内で、ですが)
クローズアップフィルター、気に入りました。
以前購入したエクステンション・チューブは結局ほとんど使っていないのですが、こちらはこれからも使いそうな予感。
最短撮影距離がイマイチなお気に入りレンズをお持ちの方は、一度試してみるとよいかもです。
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