SAMYANG AF 24mm F2.8 FEを購入して2度目の週末がやってきました。先週末は試すことのできなった晴天下での描写を、歩き慣れた江ノ島で確認してきました。
朝5:30に江ノ島に到着して歩き始めました。ようやく空が白み始めたところ。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/14 0.4 ISO800
瑞心門です。やはり開放の描写は凄くイイな。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/2.8 1/60 ISO125
朝イチは少し靄もかかっていたので不安だったのですが、素敵な朝日を見ることができました!
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/11 1/400 ISO100
朝日に照らされた中津宮。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/2.8 1/250 ISO100
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/2.8 1/100 ISO100
岩屋方面へ。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/4.5 1/500 ISO100
ガッツリ光芒!
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/5.6 1/60 ISO100
朝日に照らされた民家がキレイ。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/7.1 1/200 ISO100
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/2.8 1/3200 ISO100
おはよう。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/5.6 1/320 ISO2月00
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/2.8 1/125 ISO100
奥津宮。猫がいるの見逃さないでくださいねー。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/6.3 1/60 ISO100
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/6.3 1/60 ISO200
稚児が淵。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/7.1 1/125 ISO100
釣り人がたくさん。たぶん青物狙いですね。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/4.5 1/250 ISO100
ホント開放の描写好き。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/2.8 1/160 ISO100
また会ったね。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/2.8 1/500 ISO200
にゃあー(岩合さん風に)
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/4.5 1/200 ISO200
こういう周りの情景を入れながらのスナップは広角レンズの得意なところですね。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/4.5 1/3200 ISO200
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/4.5 1/2000 ISO200
江ノ島神社(辺津宮)
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/5.6 1/250 ISO100
恒例のとびっちょカフェへ。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/4.5 1/1250 ISO100
コーヒー飲んで終了!よい朝活でしたー。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/2.8 1/5000 ISO100
江ノ島一周、SAMYANG AF 24mm F2.8 FE一本で撮り切りました!先週、街をスナップした時は24mmだけだと厳しいなあーと思いましたが、今回はあまりストレスなくスナップできました。
江ノ島スナップは意外に24mmのみでもなんとかなってしまうことが分かった。建物の多い街スナップだとパースの処理が難しくて頭がこんがらがってしまうけど。
— m_maru (@m_maru1974) 2018年11月10日
Twitterでつぶやいたように、江ノ島だとあまりパースを気にしなくてもよいことが24mmのみでもストレスがなかった要因の一つですが、レンズのボケ味が素晴らしいうえ、最短撮影距離24cmとかなり寄ることができ、変化をつけることができるのも大きいと思います。(あと江ノ島はネコたちの距離が近いため広角が使いやすいのもある...)
SAMYANG AF 24mm F2.8 FEの残念なところ
さて、ここまでSAMYANG AF 24mm F2.8 FEの魅力をお伝えしてきました。重量93g・実売価格38000円程度のレンズとしては、十分に高性能なレンズではないでしょうか?このレンズのおかげで、よくボケる広角レンズの魅力に目覚めてしまいました。
でも贅沢を言えば、・・・ここ大事です。「贅沢を言えば」、、、現時点で以下の点が気になっています。
1.逆光耐性
フレームに太陽を入れた時の撮影例を載せておきますね(プロテクトフィルター未使用)。
左上からF2.8, F4.0, F6.3、左下からF10, F14, F20 (クリックで拡大)
光芒はキレイなのですが、フレア・ゴースト、コントラスト低下がそれなりに出ます。
もちろん、角度などを工夫することによってある程度避けることはできますが、逆光耐性が強いタイプのレンズとは言えないかもしれないですね。
下記の写真でもはっきりとゴーストが出ています。味と捉えることもできますので(私もこの写真はキライじゃないです)、好き好きだと思いますが。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/4.5 1/800 ISO200
ただ、光源をガッツリとフレームに入れた時に生じる虹色のフレアが、個人的にはかなり気になります。例えばこの写真。
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/14 1/320 ISO200
明らかに光芒から派生している虹色のフレア(左下のサンシェードの陰部分)は良いとして、中央-右寄りの空に発生している虹色の縞模様がちょっと気になってしまうのです。実は前回のエントリーで紹介した江ノ島の夜景の写真でも、空に街灯由来の虹色のフレアが出てしまって、現像で誤魔化したという経緯がありました。また、フレーム内に強い光源を含む夜景写真では、コントラストが低下するからか、解像感も悪くなってしまうように感じています。
2.絞った際の描写
これはもう、Nokton 40/1.2 ASPH.に慣れてしまった私が悪いとしか言えない可能性が高いのですが、開放での描写に比べると、絞った際の遠景の解像感が少し満足いかないです。期待としてはもう少し線の細い繊細な感じが好みなのですが。描写もやや質感に欠ける感じ。例えばさざ波のある水面の描写などが物足りなく感じます。現像で明瞭度を調整したりなどすると少しマシになるので、コントラストが弱いんですかね?ただ、この点に関しては、レンズの個性の範囲内なのかもしれないですし、私の要求が厳しすぎる気もします。
以上、SAMYANG AF 24mm F2.8 FEの「ファーストインプレッション」でした!まだ使い始めたばかりですので、使用感はまだまだ変わってくる可能性はあります。今後もいろいろな条件下で使用してみて、レンズの癖を掴んでいきたいと思います。
SAMYANG 単焦点広角レンズ AF 24mm F2.8 FE ソニーαE用 フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: サムヤン
- 発売日: 2018/07/20
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2018/11/11追記
翌日、夕方の鵠沼海岸で夕陽の写真を撮ってきました。夕方の光の場合は、多少虹色フレアがでることもあるものの、ほぼ逆光耐性に関して気になりませんでした。十分使いものになりそうです!
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/7.1 1/1600 ISO100
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/3.2 1/8000 ISO100
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/2.8 1/1000 ISO100
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/4.5 1/320 ISO100
Sony ILCE-7S SAMYANG AF 24mm F2.8 f/3.5 1/60 ISO320
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