2日目の午前中は函館散策。ここまでは決まっていたのですが、その後の計画が未定でした。喧々諤々の議論の結果、金森赤レンガ倉庫など一部の観光スポットは省略して、午後は大沼に移動・散策。その後、道央自動車道で宿泊地の洞爺湖に移動することにしました。
盛りだくさんの一日だったので2回の記事に分けようかとも思いましたが、一気にいきます!
函館元町
ホテルをチェックアウト後、車はそのまま置かせていただいて、元町地区を散策してきました。いいですね!元町。そもそも私、海辺の坂がある街がとても好きなんです。それに加えて、朝の空気の中の散策はとても気持ちが良かった!函館が好きになりました。
日暮し通り
大三坂
八幡坂
函館ハリストス正教会
旧函館区公会堂
何となく内部を見学してみました。めっちゃフォトジェニックな洋館でした。また別途写真を紹介できればと思います。
カトリック元町教会
函館八幡宮
クルマで、少し離れた函館八幡宮へ。1445年創建と伝えられる古い神社で、地元では「八幡さん」と呼ばれているそうです。
参道が海に向かって坂になっています。
函館朝市
函館観光の玄関口、函館朝市へ。函館朝市はJR函館本線 函館駅の目の前にあります。お昼はこちらで海鮮丼と決めていました。
活気のある市場の雰囲気って良いですよね。
ウニ・イクラ丼!!!
五稜郭
息子の希望でJR函館駅を見学した後は、五稜郭へ。函館まで来たらここは欠かせませんね。戊辰戦争の最終局面「箱館戦争」が終息した場所です。
ただ残念ながらあまり時間がなかったので、箱館奉行所には立ち寄らず、ストレートに五稜郭タワーへ。
函館タワーから望む五稜郭。星形の城郭を一望できました。
城郭内の緑はほとんど桜で、春にはピンク色に彩られるようです。春の五稜郭も見てみたいなあ。
こちらは函館タワーから望む函館市街。
こうみると、函館山は規模は違えども、やはり江ノ島と同じ陸繋島ですね! ということは函館市街の一部はトンボロ(Tombolo - An Ordinary Moment)の上に築かれているのか。
なんだか親近感が沸いてきました。
城岱スカイライン
函館から、巨大な蔦屋書店を横目にみながら、城岱(しろたい)スカイライン経由で大沼へ向かいました。函館の町を見下ろしながら高度を上げていきます。
城岱牧場です。北海道!という感じ。
大沼方向にワインディングロードを下っていくと、北海道駒ケ岳が見えてきました。
北海道駒ケ岳を見るのは初めて。駒ケ岳は最近では2000年にも噴火している非常に活発な活火山です。すごいですよねー、この山頂。明らかに山頂が吹っ飛んで無くなってますよね。山頂部分は1640年の噴火による山体崩壊によって失われたそうです。
そしてこの駒ケ岳との出会いが、北海道旅行後半の火山関連地形巡りのスタートなのでした。
大沼国定公園
大沼に到着しました。
大沼は駒ケ岳の山体崩落や噴火の溶岩で河川が堰き止められてできた湖です。野鳥など野生生物も豊富で、2012年にラムサール条約登録湿地となっています。是非とも立ち寄りたかった場所です。
大沼国定公園は、大沼、小沼、じゅんさい沼の3つの湖から成っています。湖内には大小120あまりの溶岩塊や丘の上部からなる小島が浮かび、とても魅力的な景観を構成しています。
小島の一部は歩行者が渡れる橋で繋がっていて、島巡りの路という約50分の散策コースが設定されています。
このコースを歩くのを楽しみにしていたのですが、残念ながらこの日は花火大会の影響で、我々が到着する直前にコースが立ち入り禁止になってしまいました。
打ちひしがれていた私でしたが、レンタルボートで小島の周りを巡ることができることが分かり、家族で6人乗りの白鳥ボートに乗ってお茶を濁してきました。
こちらは白鳥ボート上から撮影した大沼越しの駒ケ岳。
車で湖を一周してみました。
大沼、めっちゃいいところでした。サイクリングやキャンプなどでゆったりと過ごしている人も多かったです。もう少し時間をとって、のんびりと過ごしてみたい。
洞爺湖
洞爺湖はおよそ11万年前の巨大噴火によって形成されたカルデラ湖です。カルデラ湖としては屈斜路湖、支笏湖に次いで日本で3番目の大きさ。
EyeSightの力も借りて道央自動車道を安全に急ぎ、なんとかギリギリ暗くなる前に到着することができました。
夕暮れのなか、遠くに見える羊蹄山と、湖に浮かぶ中島が印象的でした。
ちなみに、中島は5万年前に湖の真ん中でおきた噴火による溶岩ドームだそうです。
宿泊は、ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート。
ロビーからの景色も素晴らしかったです。
洞爺湖では毎日20:45から20分間程度、花火を打ち上げています。かなり本格的な花火でびっくりしました。湖畔のホテルでお金を出し合ってるのかな。
温泉を楽しんだ後に部屋で花火大会を鑑賞しました。ぜいたく、、、。
以上、充実の2日目でした。結果的に、かなり効率的に各所を巡ることができた気がします。
楽しいなー、北海道。
続きます!
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