北海道・道南の旅 Day4、最終日です。この日は新千歳空港14:00過ぎのフライトを予約してあるので、タイムリミットがある中での行動になりました。
登別温泉郷・地獄谷
登別温泉のホテルをチェックアウトした後、まずは登別の街を散策しつつ、地獄谷へ。
地獄谷は、この後訪れた大湯沼、倶多楽湖とともに、気象庁指定の活火山「倶多楽(くったら)」の一部であり、支笏洞爺国立公園になっています。 約1.5万年前の水蒸気噴火で形成された爆裂火口群で、約200年前にも噴火があったそうです。
これが「登別の湯」の源泉!
大湯沼・日和山・倶多楽湖
地獄谷を見学した後の予定は立てていなかったのですが、支笏湖までいくのは時間的に厳しいので、近場の大湯沼・倶多楽湖を訪れることにしました。
登別温泉郷から、クルマで山道を登っていきます。
こちらが大湯沼。大湯沼は日和山(ひよりやま)が噴火した際の爆裂火口で、現在も沼の底から約130度の硫黄泉が噴出しているお湯の沼だそうです(表面温度は40-50度)。
こちらは日和山(ひよりやま)。地下から上昇してきた熔岩が固まった熔岩円頂丘で、現在も活火山として活動しており、白い噴煙が立ち昇っています
倶多楽湖が見えてきました。原生林に囲まれた幻想的な湖。約4万年前までの倶多楽火山の活動で形成されたカルデラです 。
透き通った水が印象的でした。湖水は地下水で、透明度は摩周湖に次いで日本で2位だそうです。
ウトナイ湖
登別周辺を観光した後は、道央自動車道で新千歳空港方面へ。少し時間が早かったので、時間調整のため、大沼に続き今回の旅2つ目のラムサール条約登録地、ウトナイ湖に立ち寄りました。
こちらはウトナイ湖野生鳥獣保護センター。
夏ですので、水鳥は越夏しているオオハクチョウやマガモ程度でした。
周囲に自然観察路が整備されていたので少し歩きました。
ホザキシモツケ
ホザキシモツケの蜜を吸うハチ。
コサメビタキが居ました。
残念ながらここで時間切れ。楽しかった3泊4日の北海道旅行も終了です。
あっという間だった。。。
今回の旅は後半から、完全に火山巡りになりました。まったく予定はしていなかったのですが、とても楽しかったです。でも、野鳥・自然好きの私としては、大沼やウトナイ湖などでもう少し自然観察を楽しみたかったという気持ちもあります。
北海道は見どころが多すぎて、 3泊4日じゃ短すぎますね。できれば1週間くらい時間をとりたいところ。でも社会人にはこれが難しいんですよね。学生時代が懐かしい、、、。
道南にまだまだ行きたい場所はあるし、道北にも興味があります。学生時代に野鳥観察でたびたび訪れた道東にもまた行きたい。カヌーで道東の湿原を巡る、という夢もあります。
北海道、、、かならずまた来ます!
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