眠い眼をこすりながら始発の江ノ電に乗り、長谷駅で下車して由比ヶ浜へ。日の出が遅いので始発電車で日の出に十分間に合う。寒い。コンビニで缶コーヒーを買って日の出を待つ。
日の出。
毎度のことながら日の出を見ると心が洗われる。秋冬は極端な早起きをしなくても見られるからよいよね。真冬は寒いけど。
冬鳥のセグロカモメが砂浜にちらほら居た。餌を探すでもなくじっとしている。太陽の暖かさを感じているのだろうか。
日が昇る前から漁師さんが仕事をしていた。たぶんワカメの養殖だと思う。
綺麗なシーグラスを見つけたので、ひとしきり撮影に耽った。ちょっとジュエリーアイスっぽい?うまい具合に波が来るのを待っていたら、波から逃げ遅れて足がずぶ濡れになってしまった...
ひとしきり由比ヶ浜を楽しんだ後は御霊神社へ。
光と影のトーンを楽しもうと思ったらやはりNokton 40/1.2 ASPH.がベスト。F1.2 - 2.0あたりのボケを絡めるとよい雰囲気になる。
御霊神社から見る江ノ電は好きだなあ。
御霊神社を後にし、てくてくと歩いて安国論寺へ。塩害の影響はどうかな?と不安だったが、参道のイチョウは良い感じに紅葉していた。
本堂前のもみじも色づきはじめていた。よく見ると葉っぱの先っちょが枯れているのはやはり塩害のせいだろうか。それでも葉が落ちていないのは、お寺の裏山が海からの風を遮っていたからかもしれない。
裏山から望む街並み。
安国論寺のすぐそばにある、同じ日蓮宗の妙法寺へ足を伸ばした。このお寺も紅葉が綺麗なのだが、残念ながらこちらは塩害の影響がひどいようだった。苔の階段そばのイチョウの木なんかも、きちん紅葉せずに葉っぱが落ちてしまっていた。でも紅葉があろうがなかろうが、のんびりと秋のお寺を歩くのは気持ちが良い。苔の階段は素敵だし。
安国論寺/妙法寺は鎌倉の中心地から離れているせいか観光客が少なく、静かに散策を楽しむことができるのでオススメ。
今日の散策はここまで。鎌倉の紅葉はこれからが本番(~12月中旬)なので、今シーズンもう一度くらい歩いてみたい。
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