はじめはフィルムカメラを持ち出してみようかな、なんて思っていたんだけど、息子も一緒に行くことになり、集中できそうになかったのでやめた。代わりに、”心が動かない限りなるべくシャッターを切らない”という、訳のわからない縛りを設けて歩いた。鵠沼-腰越-小動岬-七里ガ浜と、それなりの距離を歩いたが、やはりシャッターをたくさん切ったのは、海岸線に出てからだった。
この地に越してきて7年くらいたつけれど、それでも海は、なんだか心をわくわくさせてくれる。
小動(こゆるぎ)神社前の坂を七里ガ浜方面に上っていくと海が見えてくる。
ちょうど鎌倉方面行の江ノ電が腰越から海岸線にでて、ワァーと歓声が上がるところ。
小動岬東側の浜に降りていく小径。
まだ梅雨前だが夏の風が吹いていた。
瞬間的にスナップ。「ザ・湘南」といった感じのショットが撮れた。
鎌倉高校駅前を中心に海外からの旅行者がとても多い。
今回、フォトヨドK氏のα7s記事*1に感化されてハイキー気味に撮影してみた。悪くない。
人生のなかで息子とのんびり散歩できる時間なんて、あと数年くらいだろうなあ。上の息子は中学に入ってめちゃめちゃ忙しくなってしまった。
この瞬間を忘れない。
*1.