旅行記です。
週末、100名城スタンプを集めに静岡県の駿府城へ行ってきました。ついでに近くの静岡浅間神社に立ち寄り、さらに三保松原にも足を伸ばしてきました。
東名高速由比SA
久しぶりでしたが、このSAは晴れているとつい立ち寄ってしまいます。
小さいですけど、絶景のSAですよね。
静岡駅周辺
静岡の県庁所在地ですので、駅周辺はかなり賑やか。さすが徳川家康ゆかりの地、歴史のある雰囲気がとても良かった。写真は撮影していませんが、昭和12年竣工の静岡県庁舎本館、昭和9年竣工の静岡市庁舎旧館など、特徴的な歴史ある建物が見ごたえありました。
静岡浅間通り商店街
駅から北西方面にしばらく歩くと、静岡浅間神社の参道に出ます。
参道は商店街になっています。懐かしい感じのお店や個性のあるお店が多く、雰囲気のよい商店街でした。子供が小さかった時に通販でベビー用スリング(だっこ紐)を購入した「北極しろくま堂」の店舗がこの商店街内にあるのを発見し、ああ、ここにあったんだ、と嬉しくなりました。
こちらは「EBBROギャラリー」。ミニチュアモデルメーカー「EBBRO」のオフィシャルショップだそうです。ものすごい量のミニカーでした。
EBBRO オフィシャルサイト
懐かしい感じの模型屋さん。
静岡県にはバンダイ・タミヤ・ハセガワなど、そうそうたるプラモデルメーカーが存在していますが、なぜだかご存知でしょうか。
駿府城に「静岡地場産業の系譜図」という解説図があったのですが、理由は徳川家にあるそうです。徳川家康のお膝元であった駿河には、全国各地から宮大工や塗師・指物師・蒔絵師などが集まり定着。時を経て、木製模型→プラスチックモデルと形を変えて技術が発展し、現在の模型王国に繋がったとのこと。静岡県はプラスチックモデル国産シェアの約90%を占めるそうです。
静岡浅間神社
浅間神社の分社の一つかなーというくらいの感覚で立ち寄ったのですが、思いのほか立派な神社で感銘をうけました。非常に大きな神社です。神部神社・浅間神社・大歳御祖神社の三社の総称で静岡浅間神社と呼ぶそうで、麓山神社、少彦名神社、八千戈神社 、玉鉾神社という境内社もあります。お近くまで行った際は、是非立ち寄ることをお勧めします。
駿府城
天正13年(1585年)徳川家康によって築かれた駿府城。現在は駿府城公園として開放されています。残念ながら駿府城天守閣は寛永12年に消失しており、現在は見ることができません。
公園内には二の丸の水堀が完全に残っており、公園の廻りを囲んでいる三の丸水堀は一部埋め立てられています。
こちらは三の丸水堀。
二の丸の東に位置する東御門、東南角の巽櫓(たつみやぐら)が復元・公開されており、この中で駿府城の模型などを見ることができます。立派な天守閣だったんだなあ。
ただ、残念ながら残されている遺構はあまり多くないので、駿府城はどちらかというと”キレイな公園”としての印象が強く残りました。歴史的な場所が、現在では市民の憩いの場として普通に親しまれているのって、なんかいいですね。
三保松原
せっかくここまできたので、足を延ばして世界遺産の三保松原へ。
なんとか日没寸前に現地にたどり着くことができました。
海岸からは見事な富士山!なのですが、、、アレ?「松原」がない。
三保松原を構成する砂嘴の先端部分に来ていたのですが、富士山世界文化遺産構成資産登録・三保松原として整備されている羽衣公園は、もうすこし手前部分にあったようです。
しまったー!
慌てて車で羽衣公園に向かいましたが、到着した時には残念ながら日は沈んでいました。
でもせっかくなので、松林と富士山の写真を一枚。
駿河湾越しの伊豆半島からは、スーパームーンが昇っていました。
以上、半日の日帰り旅行でしたが、思いのほか楽しむことができました。でも、久能山東照宮とか日本平など、周辺には行ってみたい場所がまだまだあります。春になったらイチゴ狩りにでもかこつけてまた来ようかな。