NOKTON 40mm F1.2 Aspherical / 江ノ島

連休最終日、NOKTON 40mm F1.2 Aspherical で江ノ島周辺の午後の光を撮り歩いてきました。三連休最終日とあって海岸・江ノ島には観光客が沢山。また中国の国慶節（建国記念日）の影響もあるのでしょうか、アジア系の方々もとても多かったです。そんな江ノ島周辺ですが、この日は開放にはこだわらず、絞り込んだ際の描写も含めて撮影を楽しんできました。

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.7 1/640 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.7 1/640 ISO100

鵠沼海岸ではよく狙う砂浜のリフレクション。予想よりもよくボケるので絞らないとリフレクションが前ボケしてしまう...。

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/5.6 1/80 ISO125

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/3.5 1/160 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/2.2 1/320 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/2.0 1/800 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.3 1/2500 ISO100

これは・・・!
この絵が撮れるレンズを待ち望んでいたかも...。
Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.2 1/3200 ISO100
ミッドレンジでのフォーカスの立ち方がめっちゃ好みです。そういえばコシナのHPでも作例の一つ目がこんな中距離でのショットでしたね。
とはいえ、動きものに薄いピント面を合わせるのは少々難しいです。進行方向向こう側にピンをおいて連射、フォーカスがあったものを採用しました。

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.2 1/500 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.7 1/1250 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.4 1/400 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.2 1/2000 ISO100

絞った際の遠距離での解像も悪くないと思います。

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/8.0 1/400 ISO100
Flickrで拡大して見ていただきたいのですが、この距離でも手前の江ノ島裏磯や遠くの防波堤の人々が緻密に書き込まれています。

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/2.5 1/640 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/8.0 1/400 ISO100

このレンズを使っていると、ライブビューで画像を確認した時点で「これヤバい...」となることが多いです（いい意味で）。この感覚はRX1Rでもよくあるのですが、頻度としてはむしろRX1Rよりも多い印象です。また、興味深いのですが、このレンズでは撮って出し（カメラ内現像）にLR現像が勝てないケースが多いです（もちろん私の現像技術の至らなさ故ですが）。
例えば撮って出しのこのショット。

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.2 1/1000 ISO100
いつもならLRで少し「盛る」ようなシーンですが、撮って出しで十分と思わされてしまいます。レンズの性能だけで描き切ってしまうのかも。
あと、上の写真もそうですが明暗の表現が得意なレンズだと感じました。以前につぶやいた下記の写真も撮って出しですが、明暗のトーンとボケが醸し出す雰囲気が絶妙です。

光を上手く捉えてくれる印象。
NOKTON 40mm F1.2 Aspherical#ファインダー越しの私の世界 #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/pK3FereAXx
— m_maru (@m_maru1974) 2017年10月9日

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/2.2 1/250 ISO100
フォクトレンダーのレビューには欠かせない（？）カキ氷。美味しそうに撮ることができました。

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.6 1/400 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.2 1/4000 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/2.2 1/800 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/3.2 1/320 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/10 1/80 ISO400

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/5.6 1/250 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/16 1/80 ISO200

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/10 1/160 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/5.0 1/80 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/5 1/100 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.2 1/160 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/1.2 1/100 ISO100

Sony ILCE-6500 Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical f/5.6 1/80 ISO1000

以上、2回に分けて慣れないレンズのレビュー的なものを書いてみました。ちょっと疲れましたが、こうやって感じたことを言葉にしてみるというのはよい頭の整理になりますね。それにしてもこのレンズ、少々値は張りましたが気に入りました。開放の描写も当初の印象よりはぜんぜん緩くないですし、中距離での被写体が浮き上がるような描写がとてもよいです。
当初、こちらの記事で書いたようにFE 55m F1.8ZAやVoigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalが気になっていたのですが（今でも気になりますが）、大口径とコンパクトさを優先してNOKTON 40mm F1.2 を購入したのはとりあえず間違いではなかったようです。見た目もカッコイイですしね！

さて、レビュー的な記事は今回で終わりにして、今後は純粋に撮影を楽しみたいと思います。しばらくはこのレンズがボディに付けっぱなしになってしまう予感...。