An Ordinary Life

Photography, Shonan, Nature, and Others

白駒の森を歩く

20170813_1

このお盆休み、天候不順と体調不良(長引く夏風邪)で登山・遠出はできず。そこで帰省先の山梨県北杜市から車でアクセスの容易な、白駒(しらこま)池周辺 の原生林を久しぶりに訪れました。

白駒池は北八ヶ岳・標高2115mに位置する堰き止め湖。周囲の原生林は485種類もの苔が生息する神秘的な森です。日本蘚苔類学会より「日本の貴重なコケの森」に選定されています。
前回訪れたのが2013年の夏なので、4年ぶりの訪問です。

この日(8/13)の白駒池周辺は、ガスに覆われ霧雨が降ったり止んだりする天気。 木々の合間から降り注ぐ陽光には恵まれませんでしたが、苔や木々がしっとりと濡れて、森全体が瑞々しく輝いていました。


ここが白駒の森の入り口。
20170813_2

一歩森に分け入ると、林床がびっしりと苔に覆われた神秘的な森が広がっています。
20170813_3


20170813_19


20170813_3.5


20170813_4


Into the forest 4


Foggy forest

ファインダー越しのすべての景色が絵になり、一日中でも撮影していられそう。
Into the forest 3


20170813_5


20170813_18


20170813_6


20170813_7


20170813_8


こちらが白駒池。池に張り出した朽木にも苔がびっしり。
20170813_9


Foggy lake


20170813_10


20170813_11

岩や朽木など林床のすべてが苗床となり、苔や幼木などがところ狭しと生えています。まるで森が育っていく様を目の当たりにしているようです。この日の森はガスに覆われて、森中がしっとりと濡れていましたが、この場所ではこの条件が当たり前で、だからこそこれだけの苔が発達するのかもしれません。
20170813_20


20170813_12


20170813_13


Into the forest 2


20170813_17


20170813_16


やはり素晴らしいです、白駒の森。苔好きの私には聖地のような場所です。
天候によっても森の表情が変わるので、これからも何度でも訪れたい。

ネイチャーフォト好きの方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
車で森の入り口までアクセスできますし、原生林と白駒池を一周するくらいでしたら 軽装でもOK。駐車場から一歩森に踏み入れると、そこには原生林が広がります。

白駒の池・苔と原生林 | 長野県佐久穂町観光協会公式ホームページ 旅行・観光情報

Hi (id:hisway306)さんのこちらのエントリーも是非。今回の旅はこちらのエントリーにも触発されました。
なお、連休の駐車場は大混雑が予想されます。この日は朝7時に到着しましたが、7時半には駐車場が満車になっていました。
駐車場の状況にはご注意を。最近は周辺からの シャトルバスもあるようです。

以上です。


こちらもどうぞ