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八ヶ岳山麓から-2019夏 Vol.2:白駒池散策

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Vol.1から引き続き八ヶ岳山麓の写真です。今年も長野県白駒池周辺の原生林を歩いてきました。

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現地着が朝7:00。歩き始めた頃はどんよりとした曇空でした。霧は出ておらず、光がフラットに回る淡泊なコンディション。森の中はかなり薄暗くシャッタースピードが上がりません。三脚を使うのが吉なのでしょうが、私の場合はネイチャー「スナップ」。この日ものんびり歩きながら手持ちで撮影。

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白駒池

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上記のショットで右側水面に繁茂しているのは、ホソバウキミクリ(細葉浮実栗)。水面でゆらめく姿がなんとも魅力的な絶滅危惧種水草です。

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ふと思い立って10秒ほどの動画を撮影してみました。周囲の森から響くメボソムシクイの声とセットで、現場の雰囲気を感じていただければ。

 

 

 

この日は時計回りに白駒池を一周します。

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溶岩がごろごろと転がる「もののけの森」と呼ばれるエリア。

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このあたりから小雨が降ってきました。

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しっとりとした良い雰囲気になってきたなと思ったのもつかの間、雨はすぐに本降りに。逃げるように駐車場に戻りました。

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以上、2019年・夏の白駒池でした。 

 


 

2017年から3年連続で夏休みに白駒池にでかけているのですが、毎年コンディションが違います。霧がかかり小雨が降っていた2017年、雨あがりの森に陽が差し込んでいた2018年、そして曇天で後半は本格的な雨となった今年...。過去の写真を見返して比較してみると、コンディションによって毎回緑の色や森の雰囲気が異なるのが興味深いです(なるべく現場で感じた色を再現するように現像を頑張っています^^)。

また、メインの撮影機材が毎年変わっているのも面白いところ。2017年はDSC-RX1R、2018年はNokton 40/1.2、今年はBatis 2/25とMACRO APO-LANTHAR 110/2.5。機材の観点から見返すと、2017年のRX1Rの描写が今見ても好きだなあ。感度をかなり上げて撮っていたこともあり、拡大するとノイズがかなりあるのですが、それを感じさせない緻密な描写と豊かな色。最近RX1Rの使用頻度が下がっていて手放すことも考えていたのですが、こういうの見ると躊躇してしまう..(苦笑)。2018年のNokton40/1.2の解像感もやはり良い。

ともあれ今年も白駒池の撮影ができて楽しかった!ひとつ心残りなのは、本当はもっとMACRO APO-LANTHAR 110/2.5でマクロ写真を撮りたかったのに、天候が悪かったためほとんどできなかったこと。これはまたリベンジせねばなるまい。来年はまた新たな機材が増えている可能性もなくはないですしね!(??)

 

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