ミラーレスカメラに付き物の悩みがイメージセンサーへのゴミ付着。私をレンズ交換嫌いにさせている一因がこのセンサーゴミです。
先週末時点での惨状がコレです ↓。α6000, SEL1670Z, 19mm, F22: 画像はゴミが見えやすいようにLightroomで調整しています。
ヒドイですね。
ゴミだけでなく、丸いシミ(画面左上)や、雲に隠れて分かりづらいですが広範囲のシミ(画面右上)などもあります。当然、画面下半分には建物などに隠れて見えないゴミがたくさんあります。
(後述しますが、ゴミだけでなく、自己流クリーニングによる拭き残りなどもあると思います)
ちなみにLightroomのスポット修正(♂)ツールで可視化するとこうなります ↓。
ゴミに〇をつけるのが面倒くさかったです、、、。
レンズ交換式カメラを購入後、おそらく一般の初心者の方と同じく、私もこれまでセンサーゴミとの闘いを繰り返してきました。
その闘いの記録がこちらです ↓。
1) ブロアーを購入する。ゴミが取れて感動する。
→それでも取れないゴミが出てくる。
2)カメラに「クリーニングモード」が存在することに気付く。
→試してみるがゴミは全く取れない。
3)PENTAXイメージセンサークリーニングキットを購入し、ペタペタする。ゴミが取れて感動する。
→それでも取れないゴミが出てくる。
PENTAX イメージセンサークリーニングキット O-ICK1 39357
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: Camera
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4)ソニーサービスステーションでの持ち込みクリーニングサービスを検討するも、サービスステーションが近場にない(秋葉原/名古屋/日本橋/那覇のみ)ことに気付く。
→横浜にあってもいいのに、、、と愚痴を言う。
5)郵送でのクリーニングサービス利用を検討するも、次の週末の利用予定を考え躊躇する。
→定期的にこの逡巡を繰り返す。
6)インターネット検索を繰り返し、エタノール/イソヘキサン(EE-6310)に想いを馳せる。新たなクリーニングキットに手を出そうとしては躊躇する。
例えばコレ(↓)
7)所用で銀座に行った際にソニーストア銀座でクリーニングサービスを依頼するも、秋葉原サービスステーションでの対応になる、と言われる。
→大阪市にあるサービスステーション”日本橋”が、ソニーストア"銀座"に脳内変換(勘違い)されてました、、、。
8)シルボン紙・無水エタノールを入手し、自前クリーニングを実施するも、むしろ悪化させる。
→取れるゴミもあるのですが、拭き残りや変な曇りが生じてしまいました。
9)ゴミが見えるほど絞ることは少ないし、見えてしまったゴミはLightroomで取ればいい、と開き直る。
→現像のたびにLightroomの ♂ツールでペタペタする。
10)とうとう我慢しきれなくなり、郵送でのクリーニングサービス利用に踏み切る。
↑今ココ
・・・で、苦闘5年の結論としましては、
クリーニングサービス(インターネット申し込み)は超オススメ
です。
すみません、今更ですね。
今回、初めてこちら↓のサイトからクリーニングサービスを申し込んでみました。
配送業者さんがカメラを引き取りに来てくれるのですが、インターネット上で引き取り時間を指定できます。 梱包材料および送り状は業者さんが準備してくれるので、こちらがすることはカメラを渡すだけです。
なにより素晴らしいのは納品スピード。
火曜日18:00ー20:00に引き取っていただいて、金曜日午前中の納品
(実質二営業日)
でした。
これに早く気付いていれば、闘いは(5)で終了していたのに。
支払いは到着時の代引きで、料金はイメージセンサー/ボディ/レンズ/各部の清掃込みで 3,000円 + 税および送料2,000円の計5,000円(保証期間中はクリーニング料金は無料)。
(*持ち込み限定で、イメージセンサーのみのクリーニング:料金1,000円+税、というサービスもあるようです(αイメージセンサークリーニングサービス))
ただし、今回はやはり相当汚れがひどかったようで、「イメージャー内部埃混入の映り込みを確認しましたので、イメージャー部の分解清掃を行いました。」とのことで、クリーニング料金7,000円の計9,000円(+代引き手数料)でした。
今回はSEL1670Z付の状態で送付しましたが、レンズについても清掃・動作確認をしていただいたようです。レンズ清掃も込みのサービスのようですので、レンズも同時に送付して掃除してもらった方がお得だと思います。
カメラ・レンズともピカピカになって、非常に気分がいいです。少し高くなってしまったけど、もろもろひっくるめると 9,000円でも納得です。
実際の仕上がりを、実写で確認してみたのがこちら↓。
α6000, SEL1670Z, 16mm, F22
ほぼ完璧ですね。
一か所ゴミがありますが、納品後センサーをチェックした際に埃が混入したのかもしれません。
あー、もっと早くこのサービスの素晴らしさに気付いていればなあ(仮定法過去完了)。
万一、私のような無駄な闘いを繰り返しているソニーユーザーさんが居られましたら、 αクリーニングサービスのご利用を強くオススメします。
※その後、屋外で2回ほどレンズ交換しただけで、複数個所のゴミ混入がありました。なまじキレイになったばかりに気落ちしましたが、少数ならLightroomで対応できるので「気にしすぎない」というのも、重要なことかも。
(PhotoshopやLightroomが無かったフィルム時代にはどうしていたのかな?)
なお、私にはもう一つ、レンズ固定式にも関わらずDSC-RX1Rのセンサーにゴミが付着している問題、という闘いが残されています。
清掃をお願いしようとしたこともありましたが、巷にはRX1系のセンサークリーニングをソニーにお願いすると、レンズユニット交換(Zeiss Sonnar T*35mm F2 + センサー)でお値段10万オーバーという情報が流れており、さすがに躊躇してしまいます。
いまのところ(目立つ)ゴミは4~6個くらいなので、とりあえずは「現像のたびにLightroomの ♂ツールでペタペタ」で行こうと思っています。願わくばこれ以上ゴミが増えませんように。
余談ですが、納品時に下記が同梱されており、つまりはCP+2017に招待されてしまいました。これはCP+に行けということか、、、。(もうWeb事前登録を済ませてあるので、いずれにせよ無料なんですけどね)
長くなってしまいましたが、以上です。